にしの風 2023年6月号
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2413JA長崎せいひやJA全農ながさき、長崎県、長崎市らで組織する長崎びわ産地活性化推進協議会は5月8日、JA長崎県中央会を訪れ、山川重幸会長に長崎びわ「なつたより」を贈呈し、生産概況や出荷計画を報告しました。この取組みは、初夏の味覚である「なつたより」を味わってもらおうと毎年実施しています。今年産の露地びわは1月24日・25日の低温の影響によりびわ幼果に凍害被害が発生し、大幅な減収となる見込みです。山川重幸会長は「収穫量日本一を誇るびわ産地を守るために本気でどうにかしなければいけない」と激励しました。それに対し、本協議会の推進委員である濵口理長崎びわ部会長は「施設化や園地流動化による『地域の共有資産』という考えのもと産地の維持を図りたい」と話しました。また、同協議会では同日長崎県庁と長崎市役所を訪れ、大石知事と鈴木市長にもそれぞれ「なつたより」を贈呈しました。試食をした大石知事は、「とても甘くて美味しく、ボリュームもある」、鈴木市長は、「甘くて美味しい、果肉もしっかりしていてジューシー」と、それぞれ感想を述べられました。3にしの風31 左より、JA長崎せいひ長崎びわ部会 濵口理部会長、プレゼンターの志田きらりさん(JA長崎せいひ職員)、山川重幸会長2 長崎県の大石知事への贈呈の様子 3 試食をする大石知事4 長崎市の鈴木市長と長崎びわ産地活性化推進協議会の皆様   トピックスびわ「なつたより」今年も味わって長崎びわ産地活性化推進協議会「なつたより」贈呈式

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