にしの風 2023年8月号
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今後の目標つの区画に移動します。その際に日ごろの観察で牛の個性や相性を見て組み合わせを決めています。「せっかく自分のもとに来たのだから、良い商品として消費者に喜んでもらいたい」と牛がストレスなく過ごせるような環境づくりにこだわっています。牛舎を綺麗な状態に保つことや、エサを食べる際にお互いを傷つけないように工夫して設置された柵、1区画ごとに送風機を設置し暑い夏を少しでも快適に過ごせるような工夫が施されていて、牛へのたくさんの愛情を感じることできました。 「現在、円安の影響でエサ代や生産資材の高騰など、肥育農家を続けていく中で、苦労はたくさんあるが消費者に喜んでもらえるように、また息子や孫に胸を張れるように一生懸命にやっていきたい」と話してくれました。生き物を相手にしているため365日毎日の仕事で大変なことが多いですが、おいしい牛を届けているという自信を持って、日々を楽しくやっていきたいと意気込みました。 5エサを食べる子牛同日、生放送ラジオの取材も行われました綺麗な牛舎子牛にエサを与える岳下さん角でお互いを傷つけないように工夫された柵

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