にしの風 2023年9月号
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令和5年度長崎県新規就農者技術取得支援研修会ほおずき目揃会・現地検討会県内新規就農希望者向け講義対応の報告ほおずきの出荷へ向けて目揃えJA全農ながさき資材課では、7月14日に長崎県新規就農相談センター1階教室にて長崎県からの依頼に基づき、新規就農希望者に向けて園芸用ハウス基礎知識の講義を実施しました。長崎県では営農に関する技術・経営等の実践的な研修を行い、新規就農者を育成する事を目的に当研修を実施しております。今回、第1期基礎技術研修(6月1日〜7月31日の2か月間)の研修カリキュラムの一つとして、新規就農希望者10人に対して講義を行いました。講義内容は園芸用ハウス型式の違いや特徴、被覆資材・ハウス内付帯設備・省力化設備、台風等の自然災害に対する補強対策やハウス管理方法の説明等、幅広い内容を盛り込みました。あわせてJA全農ながさきで取り組んでいる補助事業等を活用したハウス建設に係る設計・入札・工事監理などを施主に代わって執り行う施主代行事業の紹介も行いました。参加者からは、自身の希望する作物に合ったハウス仕様内容や、近年増加している自然災害への対策方法等の質問もあり、熱心に受講されていました。めるJA長崎県花き連絡協議会は7月18日、JA長崎せいひ大瀬戸支店でほおずき目揃会・現地検討会を開きました。開催にあたり、田島会長(JA島原雲仙)は「世界情勢が悪い中で燃料高騰及び資材高騰が止まらない状況であり、不安要素がある中での販売になると思うが、高品質なほおずきを消JA全農ながさきが事務局を務費者の元へ届けられるよう頑張っていきたい」と挨拶しました。この目揃会は、出荷前の規格・各等階級内の均一化を図ることが目的であり、JAグループ長崎として九州から関東の市場へ販売します。また現地検討会では、実際に圃場を見て回り栽培状況・管理方法等の情報共有を行いました。研修会の様子規格の確認を行う生産者の皆さん実際の圃場で情報共有をする生産者の皆さん        6

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