全農長崎県本部は、10月18日に、ライン長を対象とした令和5年度コンプライアンス研修会を開催し、録画視聴を含め本会および子会社職員48人が参加しました。研修会は、コンプライアンス推進課より「全農グループ経営理念」および「役職員行動規範」に基づく本会のコンプライアンス推進の取り組み、リスク管理についての研修を行い、その後、本会顧問弁護士の濵口純吾弁護士を講師に迎え、「厳しい監視」と「厳しい処分」をテーマに、主に組織の情報統制についてのご講演をいただきました。開会の挨拶で白水副本部長は「この研修が、県本部及び関連会社のライン長皆様の理解度を深め、自身の言動・行動を顧みるとともに、風通しの良い職場環境づくりに取り組んでいただきたい」と話しました。質疑応答では、職員が「不正対策として人事ローテーションや長期休暇が有効だとお話があったが、それ以外の方法で職員に意識を持たせるにはどうすべきか」について質問しました。今回の研修で、管理職という立場において必要な自覚と不正を未然に防ぐことの重要性について改めて考える大変有意義な研修会となりました。長崎県JA農産物検査協議会は10月24日、普通期米の本格出荷を前に、諫早市で令和5年産普通期米検査格付程度統一会を開催しました。同統一会は農産物検査技術の維持向上を目的としており、県下JAの農産物検査員31人が参加しました。各JAが「コシヒカリ」「つや姫」農産部農産課が事務局を務める「なつほのか」「にこまる」「ヒノヒカリ」「おてんとそだち」「恋初めし」合わせて63点を持ち寄り、農産物検査員らが班ごとに分かれて鑑定を実施。九州農政局の検査技術指導官の指導により等級を確認しました。農産物検査員は品質基準に応じた適切な検査を実施し、今後の本格出荷に備えます。令和5年度コンプライアンス研修会令和5年産普通期米検査格付程度統一会「リスク管理」の徹底を図る本格出荷に合わせ農産物検査員の基準統一 6濵口弁護士の講義質問をする職員鑑定を行う農産物検査員
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