全国農業協同組合連合会長崎県本部運営委員会会長 山令和6年 年頭のご挨拶謹んで新春のご挨拶を申し上げます。令和6年の年頭にあたり、組合員・JAならびに関係者の皆さまから旧年中に賜りましたご支援、ご協力に対し、厚くお礼申し上げます。昨年は台風や豪雨、降雹の自然災害をはじめ、例年にない酷暑となったことから、農業経営においても甚大な被害が発生しました。被害に遭われた皆さまに心からお見舞い申し上げます。さて、国内農業を取り巻く環境は、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエル・パレスチナの武力衝突など国際情勢の不安定な状況が続き、資源高や円安などが要因となり、生産資材の価格が高止まりしています。また、慢性的な労働力不足などにより、農家経営は厳しさを増しています。 こうした中、本会としましては、従来の農作業の省力化や生産性向上を目的としたスマート農機の推奨、土壌診断にもとづく適正施肥の提案、安価な国内地域資源の積極的活用検討など、トータル生産コストの低減に向けて引き続き取り組んでまいります。また、JAグループの目指す姿である 川 重 幸2「持続可能な農業の実現」「豊かで暮らしやすい地域共生社会の実現」「協同組合としての役割発揮」を見据え、自己改革を着実に実践し、組合員・JA、消費者の皆さまの負託に応えるため、全職員一丸となり努力してまいりますので、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。結びに、皆さま方のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
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