にしの風 2024年1月号
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させぼ温州・普通温州みかん初売りイベント令和5年産大豆検査格付程度統一会長崎みかんを東京でPR大豆出荷控え検査員の基準統一JA全農ながさきは、させぼ温州・普通温州みかんの販売開始に併せて12月4日、東京都中央卸売市場大田市場で2023年産長崎県産「させぼ温州・普通温州」初売りイベントを実施しました。会場では、JA、県、JA全農ながさきの役職員が参加し、県下JAのさせぼ温州・普通温州みかんの展示とサンプル品の提供を実施。JA全農ながさきの谷口政秀県本部長は「糖度の高い、大変おいしいみかんに仕上がった。生産者が丹誠こめて作り上げた『美味しい長崎みかん』を計画的に出荷していく」と買参人に対しPRしました。イベント終了後、JA、市場、県、JA全農ながさきらが出席のもと都内で2023年産長崎みかん(させぼ温州・普通温州)消費地検討会を開催しました。2023年産させぼ温州・普通温州みかんの出荷数量は8,500㌧(前年対比130%)を見込んでいます。今年産は夏季の高温・干ばつの影響によりやや小玉果傾向にあるものの、シートマルチ栽培をはじめとする生産者の努力により、糖度および品質の高い果実に仕上がりました。長崎県JA農産物検査協議会(事務局=農産部農産課)は12月14日、大豆の本格出荷を前に農協会館で令和5年産大豆検査格付程度統一会を開催しました。同統一会は農産物検査技術の維持向上を目的としており、今年は県下JAの農産物検査員13人が参加しました。各JAから長崎県の産地品種銘柄である「フクユタカ」を合わせて37点持ち寄り、農産物検査員らが班ごとに分かれて鑑定を実施。九州農政局長崎県拠点の農政業務管理官の指導により等級を確認しました。6、7月は天候に恵まれたため順調に播種が行われました。本年は豪雨や台風の被害が少なく概ね順調に推移し、大粒及び中粒の品質を見込んでいます。農産物検査員は規格規程に準じた適切な検査を実施し、今後の本格出荷に備えます。        6にぎわう会場サンプルの格付けをする農産物検査員イベントに参加した関係者あいさつをする農産課柴崎課長

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