にしの風2024年7月号
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スイートコーン即売会を開催令和6年産麦類検査格付程度統一会県民への認知度アップ、消費拡大へ麦の集荷控え検査技術磨く長崎県本部は5月24日、JR長崎駅西口駅前広場でJA島原雲仙のスイートコーン即売会を開催し、1,350本を販売しました。本即売会は、長崎県島原半島産の旬の味覚を楽しんでもらいたいと初めて開かれ、販売開始すぐに当初の想定を上回る売れ行きとなりました。追加分を含めた合計1,350本のスイートコーンが完売しました。長崎県は九州でも有数のスイートコーン産地であり、中でもJA島原雲仙管内は作付面積と出荷量が県内トップを誇ります。出荷先は主に関西となるため、県民への認知度アップのため、また消費拡大を図る目的で即売会を開催しました。長崎県JA農産物検査協議会は6月5日、本格的な麦検査の開始を前に、諫早市で令和6年産麦類検査格付程度統一会を開催しました。同統一会は農産物検査技術の維持向上のために毎年行われ、今年は県下JAの農産物検査員27人が参加しました。は「今年は高温多雨等の影響により小粒傾向にあり集荷数量は4,300㌧を見込んでいる。収量が増えない状況となっているが、協議会の皆様の協力を得ながら運営をしていきたい」と挨拶しました。農産部農産課が事務局を務める開催にあたり出口英三農産部長各JAが小麦の「シロガネコムギ」「チクゴイズミ」「ミナミノカオリ」「長崎W2号」、大麦の「はるか二条」、裸麦の「長崎御島」あわせて47点を持ち寄り、農産物検査員が班ごとに分かれて鑑定を実施し、九州農政局の検査技術指導官及び長崎県拠点の農政業務管理官の指導により等級を確認しました。今年は気温が高く推移したことにより、例年より早めの生育となっています。農産物検査員は品質基準に応じた適切な検査を実施し、今後の本格出荷に備えます。多くの人が訪れ賑わう様子挨拶をする出口農産部長鑑定を行う農産物検査員         6

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