にしの風 2024年10月号
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令和6年度JA包装資材担当者講習会長崎県花き振興協議会・長崎県花き振興協議会きく部会第48回九州管内系統和牛枝肉共励会包装資材の基礎知識習得へ重陽の節句に向けて菊花アレンジメントを展示JA島原雲仙前田学氏 銅賞受賞生産資材部資材課は8月21日に、長崎県農協会館でJAの包装資材担当者を対象にした講習会を開催し、各JAから25人が参加しました。午前中の講習では、本会職員が講師となり、段ボール原紙から段ボール箱の製造までの概要説明や、包装資材全体の機能・役割や品質管理、法規制等についての座学を行いました。午後からは段ボール工場を訪問し、実際の段ボール製造工程の見学を行いました。資材課では引き続き講習会を開催していきます。長崎県花き振興協議会と長崎県花き振興協議会きく部会(事務局補佐=園芸部特産課)は、江戸時代から不老長寿の繁栄を願う行事として親しまれている9月9日の「重陽の節句」に飾ってもらおうと大石賢吾知事へ菊花アレンジメントを贈呈しました。今年は台風の影響により贈呈式は中止となりましたが、9月6日まで県庁に展示を行いました。今年度は昨年に続き夏場の高温、お盆明けの台風と厳しい生産状況となりましたが、生産者の方々のたゆまぬ努力と徹底した栽培管理により、上質な菊を生産することができました。同協議会・同部会は今後も花きの消費拡大PR、九州をはじめ全国の花き生産者との情報交換等を積極的に行っていきます。第48回九州管内系統和牛枝肉共励会が、9月7日、JA全農ミートフーズ(株)九州営業本部において開催されました。今年は出品頭数120頭のうち、枝肉格付の最高位となる5等級が116頭(96・7%)、出品牛全頭の平均BMS№が11・4とハイレベルな内容の共励会となりました。(団体優秀賞:鹿児島県)長崎県は子牛生産も盛んな県であり、今回の共励会についても、共励会出品要件に加え、長崎の独自取組として、出品牛15頭は長崎県内産素牛で、1代祖は長崎県有種雄牛という条件を付して臨みました。長崎県出品牛全体の成績は、平均枝肉重量が533・3㌔で、5等級が15頭(上物率100%)、BMS№については、最高位の№12が14頭、№11が1頭で、平均BMS№は11・9となりました。団体優秀賞は逃したものの、出品された120頭の内、厳正な審査の結果、JA島原雲仙の前田学氏の出品牛が「銅賞」に輝きました。受賞牛の枝肉内容は、格付A5、BMS№は最高位の№12、枝肉重量546・1㌔で枝肉単価3,500円/㌔という高値で取引されました。           6段ボール工場見学の様子銅賞受賞のJA島原雲仙の前田学氏の出品牛枝肉挨拶をする一瀬副本部長

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