にしの風 2025年1月号
2/12

         壁 2全国農業協同組合連合会長崎県本部運営委員会会長 真正二郎令和7年 年頭のご挨拶あけましておめでとうございます。謹んで新春のご挨拶を申し上げます。令和7年の年頭にあたり、組合員・JAならびに関係者の皆様から旧年中に賜りましたご支援、ご協力に対し、厚くお礼申し上げます。さて、国際情勢は不安定な状況が依然として続いており、円安の影響も重なり生産資材の価格が高止まりするなど農家経営は厳しさを増しています。また、昨今の異常気象の発生は農畜産物の生産量に大きな影響を及ぼし、生産者の所得のみならず、消費者への食の安定供給までもが懸念されています。こうした中、本会としましては、従来の農作業の省力化や生産性向上を目的としたスマート農機の推奨や土壌診断にもとづく適正施肥の提案など、生産コスト低減に向けた取り組みを進めてまいります。さらに昨今の異常気象などによる環境の変化に対応した生産指導に加え、さらなる消費拡大に向け、各メディアを通じたPR強化にも努めてまいります。また、JAグループの目指す姿である「持続可能な農業の実現」「豊かで暮らしやすい地域共生社会の実現」「協同組合としての役割発揮」を見据え、自己改革を着実に実践し、組合員・JA、消費者の皆様の負託に応えるため、全職員一丸となり努力してまいりますので、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。結びに、皆様方のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る