にしの風 2025年2月号
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おいしいいちごを作るために課題と目標いちごは11月から6月までの8か月間出荷されます。その間においしいいちごを栽培し出荷し続けるために株づくりから力をいれています。またハウス内の温度管理も重要で、ハウスの自動開閉や加温機によりいちごの栽培に最適な気温を保つようにしています。異常気象により育苗期の管理が難しい状況が続いていますが、この状態を正常として考えて、対策・管理をしていく必要があります。また部会においては年々栽培面積の減少が進んでいます。新規就農者を増やしたいと考えていますが、初期投資のハードルが高いなどの問題もあります。離農された方のハウスを利用してもらい初期投資をおさえる等の対策をしていますが、再利用するハウスも30年以上使用したものであったりと、修理にも費用がかかるため、順調に進んでいるとは言えません。しかし部会では栽培や管理方法について情報共有を行い、それぞれの生産者の経営方針にあった指導ができるように努めています。松永部会長もいちご栽培を始めて   5の品種転換後は安定した経営ができしばらくは大変な時期が続きましたが、ゆめのかの栽培方法が長崎県の気候と合っていたため、ゆめのかへるようになりました。今後は楽しくいちご栽培をすることを目標に、これからも部会みんなでおいしいいちごを生産できるよう日々頑張っていきます。収穫作業収穫前のいちごある•へたまで赤くなっているものおいしいいちごの特徴•赤い色とつやが

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