お知らせ

食育授業を行いました~お米ができるまで~『食す』編

2018年03月12日
管理部 企画管理課
管理部

JA全農ながさきは、長崎市内の聖マリア学院小学校(中村 洋校長)で稲作の食育授業を行ないました。

この活動は、NCC長崎文化放送と共催している「おかあさんの詩コンクール」第22回大会の学校賞受賞をきっかけに、本会の食育活動の一環として今回取り組んだものであり、聖マリア学院小学校の年間行事である田植えの過程で栽培指導などを行なってきました。

田植えの準備編から、稲作についての食育授業の様子を紹介してきましたが、今回が最終編となります。活動発表や収穫したお米を食した「収穫感謝祭」、最後の食育授業の様子を紹介します。

  
10月下旬に昔ながらの古い農機具を使って脱穀したお米を、精米し、2月9日待ちに待った実食の日を迎えました。
中心となって取り組んだ4年生の児童たちが、朝授業が始まる前、炊く準備から始め、「苦労して作ったからおいしそうに見える」「がんばって作ったので早く食べたい!」と楽しみにしていました。

お米が炊き上がるまでの間、田植えの準備、田植え、かかし作り、稲刈り、脱穀などの活動をそれぞれ絵や文章でまとめ、各班に分かれ発表しました。
一粒の種籾からお米になるまで、たくさんの作業や苦労があることを体験して、学びました。

 

そしていよいよ、炊き上がったお米でおにぎり作りです。にぎり方をお母さん方に教わりながら一生懸命作り、招待したお母さんや兄妹たちと一緒にいただきました。

児童たちは、「みんなでがんばってきたので、そう思うと、もっとおいしい!」などと、自分たちで育てたお米で作ったおにぎりは、特別に美味しかったようでした。また、参加されたお母さん方からは「普段経験できないような体験をさせていただいた」「どういうふうに食べ物が育っていくのか、最初から携われたのがよかった」などの感想がありました。

最後に、稲作活動のお手伝いをしてきたJA全農ながさきの大坪部長が、昔から日本人の食と生活にとても重要な役割をはたしてきた稲についての話をし、食と農の大切さを伝えました。

                              

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教わりながらにぎりました
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美味しそうにできました!
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みんなでいただきました
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稲作活動最後の授業の様子