


約300年前から栽培されていたとの記録もあります。
信濃川、阿賀野川が創った肥沃な沖積地帯を中心に栽培されており、
8月下旬から11月中旬に最盛期を迎えます。
みずみずしい甘さとさわやかな歯ざわりが人気です。

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やや平べったい形をした幸水は、酸味がなく特有の香気があります。果肉が柔らかく甘みとジューシーさが特徴です。
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名前の通り多汁で、糖度が高く甘さと酸味のバランスがとれた豊水は、きわめて濃厚な味わいが特徴的です。
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青なしの代表品種の二十世紀はみずみずしさが特徴的です。上品な甘みに独特な酸味とシャリっとした食感がマッチします。
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新潟生まれの新美月(しんみづき)は、濃厚な甘さとさわやかな酸味の絶妙なバランスが特徴的です。糖度は14%以上と高く、サクッとした歯触りで誰からも愛される端麗な美味です。
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新潟生まれの新王(しんおう)は、糖度15%と最高峰の甘さが特徴的です。スイーツのような強い甘みと力強い食感は王の名にふさわしい、新たな美味を味わうことができます。
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あきづきは酸味が少ないため甘みが強く感じられます。秋に食べごろを迎えることと月のように丸い見た目から「あきづき」と名付けられました。
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新潟県の天の川と長十郎を交配してできた新高(にいたか)は1個800グラムにもなる大玉です。多汁で歯ごたえがあります。
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新潟生まれの新興(しんこう)は程よい甘さと柔らかな酸味を持っています。貯蔵性に優れており、12月まで貯蔵することができます。
~どれがお好き?にいがたの梨~


新潟県産日本なしは主に新潟市江南区・南区・西蒲区・北区を始め、加茂市、三条市で収穫されています。
信濃川、阿賀野川が創った肥沃な沖積地帯を中心に栽培されており、澄んだ空気に加え、大地と大河の恵みを受けて育つ新潟県産の日本なしは大玉で柔らかいなしになります。

~新潟県産日本なしが届くまで~
「赤なしと青なし」
日本なしは果皮の色で大きく2つに分類されます。赤なしは皮の色が黄褐色です。幸水や新高など新潟県で生産されている多くは赤なしに分類されます。甘いものが多いです。
一方青なしは皮の色が淡黄緑色です。二十世紀が青なしの代表品種です。赤なしに比べ、さっぱりとした味を感じられます。

「日本なしの保存方法」


なしの美味しさを保つためには、なしのみずみずしさを損なわないようにすることが大切です。個々に新聞紙等で包むまたはビニール袋などへ入れて、「ヘタ」を下にして冷蔵庫の野菜室に保存するとよいです。
水分が蒸発してしまうとカサカサになるので、出来るだけ鮮度の高いうちに食べましょう。