「酪農の輪 プロジェクト」 生乳生産ピークの春、需要拡大に向け酪農家考案のPOP『酪農家のつぶやき』シリーズ第二弾を発信

JA全農は、協同乳業株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:後藤 正純)と協力し、牛乳乳製品の魅力を発信する「酪農の輪 プロジェクト」の一環として、「春」をテーマにした酪農家の自作POP『酪農家のつぶやき』シリーズの掲示を開始します。昨年12月に掲示した第一弾が小売店から好評いただいたことを受け、第二弾となります。

「酪農の輪 プロジェクト」は、本会と協同乳業株式会社が協力し、牛乳の消費拡大と生産基盤の安定に資することを目指し、消費者・流通と酪農家との相互理解の促進や、牛乳乳製品の魅力を発信する取り組みです。

本プロジェクトで酪農家が作成するPOPでは、『酪農家のつぶやき』シリーズと題して、酪農家の想いや酪農の豆知識について発信します。これを農協牛乳の販売スペースに展示することで、消費者の皆さまに酪農の現場をより身近に感じてもらい、国産の牛乳・乳製品への愛着を深めてもらう狙いです。
第二弾では、群馬県関牧場の関千鶴さんが考案したPOPを展示します。関さんは農協牛乳のふるさとである群馬県吾妻郡の酪農家であり、牧場では全頭自家育成を行っています。すべての牛の名号に「プリンセス」といれ、牛一頭一頭に愛情をこめ、大切に育てています。

今回は「春」をテーマとしたPOPです。暖かい春は、牛にとって快適に過ごすことができる気候であり、全国の生乳生産量が年間で最も多い時期です。「牛は春が好き!」という酪農家のつぶやき(フレーズ)から牛乳売り場に生産者の想いと季節感をお届けし、消費者の飲用促進を図ります。

「春」をテーマにした酪農家考案のPOP

関牧場の様子

新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で外食需要などの落ち込みが続く中、生乳生産量がピークを迎える春に向けて、生乳需給の緩和が懸念されています。こうした酪農業界を取り巻く環境についても消費者の皆さまに理解してもらえるよう、酪農家の自作POPを通じて発信していきます。