千葉東部地区出荷組合連合会(にんじん)
生産組織
昭和53年に更科・白井・誉田の3地区が統合し、9部会・200名を越える賛同者により発足しました。その後、千城地区が参入して、現在は9部会・20出荷組合で構成されています。
千葉市では早くから土作りを中心とした環境に配慮した農業に取り組み、平成9年の「千葉市環境保全型農業推進指針」制定を機に、連合会ではできるだけ農薬や化学肥料を使わない環境保全型農業に積極的に取り組むこととなりました。
平成10年から、国の「特別栽培農産物にかかる表示ガイドライン」に従った減農薬・減化学肥料栽培のにんじんとだいこんに取り組み、これに、平成11年からばれいしょが加わりました。平成14年には、JAグループ千葉の提唱する「もっと安心農産物」生産・販売運動に参加することとなり、同時にちばエコ農産物の認証をうけて、14年ににんじん・だいこん・ばれいしょを登録、15年にさといも、16年にこまつなを登録して現在に至っています。
秋冬にんじん:色づきが良く、肉質やわらかで、カロテンが豊富、栄養価高く、食味も良い。にんじんは健康によい機能性野菜の代表です。
品目
秋冬にんじん:色づきが良く、肉質やわらかで、カロテンが豊富、栄養価高く、食味も良い。にんじんは健康によい機能性野菜の代表です。
■品種 愛紅、紅ひなた、新陽、彩誉
栽培の特徴
堆肥の投与を主体に土作りを行います。エン麦など地力増進作物を輪作体系にくみいれています。堆肥投与前に土壌診断を実施して施肥設計を組み立てます。
マリーゴールド等センチュウ対抗植物を輪作体系に組み入れています。除草剤を使用せず、手取りまたは機械による中耕除草をしています。夏期高温時に、土壌表面をビニールで被覆して、簡易太陽熱消毒を行います。
無理な作型による病虫害を避けるために、適切な播種日を定めています。
統一栽培暦 | PDF表示 |
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化学窒素成分量(kg/10a) | 0.5kg |
参考:慣行の1/2量 | 7.5kg |
化学合成農薬使用(成分)回数 | 8回 |
参考:慣行の1/2回数 | 8回 |
栽培記録簿 |
出荷販売情報
直販及び相対販売等卸売り市場等の機能を活用した取引の拡大を目指します。
現状、一部、市内学校給食センター、病院等に供給しています。
消費者の皆様に、安全で安心、新鮮な農産物を提供するのが、産地生産者のねがいです。私たちは、この具現化のため、統一栽培基準に基づく生産と栽培履歴の記帳、分別出荷、情報の開示等、「もっと安心農産物」生産・販売運動のシステムを取り入れて、生産の場と消費の場の距離を縮めていきたいと考えます。
出荷計画数量 | 1,700,000 kg |
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出荷開始(予定)日 | 10月下旬 |
出荷終了(予定)日 | 3月下旬 |
出荷先 | 卸売市場 |
生産・販売・出荷の状況
産地取り組み体制
産地責任者 | JA千葉みらい 代表理事専務 小島 英男 |
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生産行程管理責任者 | JA千葉みらい 組織指導課長 渡部 史孝 |
販売(格付け)責任者 | JA千葉みらい 組織指導課長 渡部 史孝 |
情報開示責任者 | JA千葉みらい 組織指導課係長 諸田 渚 |
内部検査者 | JA千葉みらい 指導経済部長 田中 美佐男 |