３月１日（金）、千葉県とＪＡ全農ちばは、ＪＡ全農ちば営農技術センター（成田市）にて、県内の営農指導者を対象になし花粉採取技術研修会を開催しました。研修には、農業事務所、ＪＡ営農指導員等の４７名が出席しました。

中国産なし花粉の輸入停止を受け、なし花粉の自家採取が求められています。研修では、県の担い手支援課専門普及指導室の高橋真秀上席普及指導員がなし花粉の採取方法について説明しました。同じく県の農林総合研究センター果樹研究室の押田正義室長が、なし開花予測システムについて説明しました。また、営農技術センターに設置したなし花粉採取機器を使い、実習を行いました。

情報交換の場面では、授粉シーズンを前に各ＪＡ・農業事務所が県内での現状と課題を共有し、授粉の際に生産者が不安にならないよう目合わせを行いました。

参加者からは、「早期の切り枝加温による花粉採取のやり方がよく理解できた」、「花粉採取機器を使用した説明が分かりやすく、研修に参加してよかった」等の声があがりました。

ＪＡ全農ちばは、今後も県と協力し、なし花粉の自家採取を支援してまいります。