えひめの食

牛肉 生産者の紹介

牛肉(西予市城川町)

生産地

西予市城川町

協力生産者

土居原 克彦さん

城川町の山間部、夏でも心地よい風が通る場所に土居原さんの畜舎があり、現在去勢牛43頭を飼育しており、年間約30頭を出荷しています。土居原さんは、平成28年度愛媛県総合共進会「肉牛の部」で農林水産大臣賞を受賞。出品牛は肉色・光沢良好で締まり・きめも申し分なく、特に絹のようななめらかな脂肪で、チャンピオンにふさわしい枝肉だったそうです。
土居原さんは減反による影響で1964年に畜産を始めました。初めは3頭から、試行錯誤を繰り返し、現在まで続けてきました。肉質を決めるのは素牛(肥育開始前1歳までの子牛)の血統などの素質と餌、どちらにも土居原さんはこだわっており、素牛は40年間宮崎県の小林家畜市場で購入。付き合いの長い、信頼できる素牛の生産者がいるそうです。餌は肥育段階を前期・中期・後期と3段階に分け、10種類の餌の配合や給餌時間を変えています。
年齢も高くなってきたので、飼育頭数を減らしていると土居原さん。でも市場に行っていい素牛がいると想定以上に買ってしまうそうです。これからも品質のいい伊予牛「絹の味」を生産して、また農林水産大臣賞を取りたいと話してくださいました。

2017年8月27日放送

伊予牛「絹の味」の商品のご紹介
伊予牛「絹の味」のレシピのご紹介