えひめの食

はだか麦 生産者の紹介

はだか麦(今治市)

生産地

今治市

協力生産者

JA今治立花 近本 静信さん

愛媛県は30年連続ではだか麦の生産量日本一(平成28年産)です。そのはだか麦を近本さんは今治市内で栽培しています。面積は9ha、はだか麦の他に小麦を1ha、水稲と様々な野菜も栽培しています。近本さんが栽培している品種はマンネンボシ、耐倒伏性に優れ、整粒歩合が高く、安定した収量性があり、精麦品質も優れています。今年産は種まき時の天候がよく、その後も気温が高めに推移したので、収穫量も前年度より増収を見込んでいます。
近本さんは父親がはだか麦の栽培をしていて2代目。娘婿という後継者がいるので、農地の規模拡大を考えているそうです。
麦ごはんにして食べることが好きと近本さん。はだか麦は押し麦など主食用のほか、麦味噌や麦茶、麦焼酎、発泡酒などに加工されます。また、JA全農えひめでは愛媛県産はだか麦を100%使用したはだかんぼう麦茶を販売しているほか、地元企業ともコラボして商品開発を行い、特産品としてPR、消費拡大に取り組んでいます。皆さんも様々なはだか麦の加工品をぜひご賞味ください。

2017年6月11日放送

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