酒井さんは、西予市宇和町で米２０ｈａを栽培しています。

１０年ほど前から息子さんも就農され、少しずつ面積を広げて今の規模まで拡大されたそうです。現在は二人三脚でお互いの仕事配分を決め、毎日の作業に精を出しています。

酒井さんのほ場は数か所に分散しているため、少しずつ時期をずらして苗を植え、収穫は４０日くらいかけて行います。今年は例年より５日ほど遅れて８月３１日から収穫を開始し、１０月中旬ごろまでその作業は続くそうです。もちろん収穫までには、朝晩の水管理、畔の草管理、肥料やりなど細やかな作業も必要です。稲刈りが済むまでは気が抜けないとおっしゃっていました。

寒暖の差によりおいしく育った宇和米、「安全・安心には自信がある」と胸を張る酒井さん。今年は田植え過ぎごろの長雨で大変だったそうですが、まずまずの出来だということです。おいしい新米をぜひ召し上がってください。

2010年9月24日放送

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