えひめの食

米 生産者の紹介

米(宇和島市津島町)

生産地

宇和島市津島町

協力生産者

農事組合法人いわぶち 代表組合長 岡田 久史さん

JAえひめ南管内の津島町では、8月初旬、県内で一番早く稲刈りが始まります。岡田さんはこの地域で農事組合法人いわぶちの代表組合長を務めており、この法人では、約29haの圃場を管理し、今年度は水稲21ha、大豆8haを栽培しています。前身であるいわぶち生産組合は昭和61年設立、平成23年1月に農事組合法人に移行しました。
農事組合法人いわぶちは役員8名、オペレーター5名で構成されており、耕起、田植え、防除、刈り取りなどの作業を受託しています。平成12年から5年間をテスト期間として、法人で管理している圃場を3ブロックに分け、品目を水稲2年、大豆1年でローテーションを組み栽培を始めました。大豆を栽培した後の圃場は、水稲の収量や品質が良いことからテスト期間が終えた後も継続しており、平成27年に圃場整備を行い、早期米の栽培を始めました。
早期米の栽培を始めたことで節句や盆休みはないけれど、お盆で親類が集まった時にみんなで新米が食べられることがうれいしと岡田さん。法人で完全管理をしているので、圃場の所有者にも喜んでもらえ、他の地域の人にはうらやましがられるそうです。これからは、オペレーターを含む若手の人員確保と水路のパイプライン化を進めたいと話してくれました。

2019年9月20日掲載

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