えひめの食

柿(甘柿・渋柿) 生産者の紹介

柿(甘柿・渋柿)(西条市丹原町 )

生産地

西条市丹原町 

協力生産者

JA東予園芸 河見 康博さん

愛宕柿は愛媛県が原産の渋柿で、1910年にはすでに栽培していたと言われています。釣り鐘のように縦長で先が細くなっている柿で、干柿用として人気の柿です。この愛宕柿を河見さんは約1ha、他数種の柿やキウイフルーツ、柑橘類を栽培しています。
河見さんは27歳で就農、その時は父親と一緒に柿や茶の栽培をメインしていました。40代では一人でバラの栽培をしていましたが、父親の病気をきっかけに柿の栽培に専念することに。愛宕柿の収穫の際は剪定も考えているので、柿がついている枝の根元から鋏を入れるそうです。また、収穫してきれいな実であれば生食用、傷があったり形が悪かったりした時はヘタが付いている枝を丁字型に残し、干柿用にと樹上選別を行っています。生食用は、収穫してから色選別を行い、1週間ほど予措(貯蔵)をしてから脱渋を行うので、食べられるまでに2~3週間かかるそうです。
今年は着色が早いと河見さん。例年より早い収穫作業だそうです。園地に伺った時に国見さんのお友達が干柿用の柿の収穫に来ていました。皆さんも干柿づくりにチャレンジしてみませんか?

2018年11月13日取材

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