県内有数のトマトの産地として知られる久万高原町。気候を活かして育てられる「桃太郎トマト」が有名です。良さんは高校までは大阪で暮らしていたが、大学は就農を目指し愛媛に移住。大学院までいき、一週間や二週間のスパンで農業全般の短期研修として、熊本県や愛知県など様々なところに行き農業について学んだ。勉強をしている間にトマトを作りたいと思い始め、トマトの産地で受入れしてくれるところを探していたところ、久万高原町で希望に合うところを見つけ、久万高原町の２年間の就農研修を経て就農をし、現在活躍中。久恵さんも子育てに励みつつ農業を手伝っています。桃太郎トマトは、作るのが比較的難しいですが、味は酸と甘みのバランスが良く、夏はふれっしゅで、秋口には濃厚な味わいに変化するとのこと。夏場、暑い中での収穫作業は大変ですが、それを乗り越えて「美味しい」と言ってもらえた時は本当に嬉しい、と笑顔で語ってくれた。

2020年7月20日掲載

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