えひめの食

紅まどんな 生産者の紹介

紅まどんな(松山市中島)

生産地

松山市中島

協力生産者

JAえひめ中央 石原 和徳さん

瀬戸内海に浮かぶ中島で、石原さんはハウスで「紅まどんな」を18a栽培しています。「紅まどんな」は名前のとおり紅の色が強く、ずっしりと重みがあり、しっとりとした果皮、ゼリーのようにとろける果肉が特徴です。収穫時期は11月下旬から12月末までの約1ヶ月。今年は紅の色が濃くて、いい「紅まどんな」ができたそうです。
ご両親のみかんづくりを見てきた石原さんは、中島に残って好きなみかんづくりがしたいと思い、愛媛県立農業大学校へ進学。卒業後、実家の農業を手伝い始めました。8年前、農協の指導員から「紅まどんな」の栽培を勧められチャレンジ。「紅まどんな」は石原さん自身が一人で本格的に取り組んだ初めての柑橘なので思い入れが強く、同時期に「紅まどんな」栽培を始めた人達を「いいライバル」として思い、一番いいものを作りたいと試行錯誤を繰り返しています。
農業の魅力は、手間をかけ「いい物」ができると収穫の喜びに変わり、達成感を感じる事と石原さん。これからは、まだ普及していない柑橘の品種や技術をいち早く取り入れたい、栽培施設や面積を広げていきたいと、熱い思いを語ってくれました。
(「紅まどんな」はJA全農えひめの登録商標で、品種名は「愛媛果試第28号」。一定の基準をクリアしたものだけが「紅まどんな」として出荷されます。)

2013年12月6日放送

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