田窪さんはブロッコリーを１．６haの圃場で栽培をしています。赤が好きな田窪さんの作業着は赤やオレンジのシャツがほとんどで、取材日は赤のパンツ姿でした。
田窪さんは機械が大好きで、父親が耕運機などで田畑を鋤いたりする作業を、ずっと眺めているような子供だったそうです。いろいろ他の仕事を経験したけれど、やっぱり農業が面白いと、１５年前に本格的に農業に就く事にしました。５年前からブロッコリーの栽培にもチャレンジ。ブロッコリーは休眠状態で収穫をしなくてはならないので、収穫作業は夜明け前。最盛期には１日で２，０００本も収穫するために、日付が変わったら収穫を始めるそうです。それでも昨年は３日、徹夜をしたそうです。
農業について伺うと、作物は、手をかけて育てると応えてくれるし、日に日に成長していく姿が見られてうれしい。なによりも収穫が楽しいと田窪さん。秀品を多く出荷したいが自然が相手なので難しいけれど、勉強していきたいと、前向き。夢は、食の安全を目指していくこと。自分の栽培した作物は大丈夫というものを作っていきたいと、熱い思いを語ってくれました。

2017年1月8日放送

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