最優秀賞は、
北海道の浦部 雄一さん

令和4年11月25日(金)に、全農主催の「第40回全農酪農経営体験発表会」が、東京・大手町の日経ホールで開催され、6戸の酪農経営者の方々が経営内容や技術を発表しました。本大会は酪農家の経営安定と発展に寄与することを目的に毎年開催しており、全国の優れた酪農経営内容や経営技術などの事例を酪農家自身の体験を基に発表いただいています。第40回大会は、東京・大手町の日経ホールでの現地開催とYouTube Live配信を併用して開催しました。
最優秀賞（農林水産大臣賞・農畜産業振興機構理事長賞・全農会長賞）には高い収益性や技術成績を上げながらワークライフバランスもとれ、経営の安定性、持続性にも優れていると評価された北海道の浦部雄一さんが選ばれました。浦部さんの作品は、第62回農林水産祭に出品されます。優秀賞（農林水産省畜産局長賞ほか）は、福島県の佐久間哲次さん、群馬県の石原玄明さん、神奈川県の福田努さん、香川県の広野豊さん、熊本県の桐原将文さんが受賞しました。また、大都会の中で酪農経営を守りながら、酪農や食と命の大切さを移動動物園という形で地域の方たちや子供たちに普及啓発している点が評価された神奈川県の福田努さんが審査員特別賞として「大都会のうしやさん賞」を受賞しました。
また、第40回の記念企画として「10年後の自分へ、10年後の未来へ」をテーマに、6名の発表者に加え、第32回発表会で最優秀賞を受賞した秋田県の柴田瑞穂さんと特別賞を受賞した千葉県の知久久利子さんが未来への目標や抱負を語りました。