発表者インタビュー

髙橋 守さん (北海道)発表会の様子を見る

第35回 最優秀賞 赤松 省一さん (香川県)動画を見る
香川県高松市・赤松牧場全景

赤松牧場とは

赤松牧場がある高松市について
高松市は、位置としてはちょうど香川県の中心。香川県は生乳生産量は四国一。

赤松牧場の酪農経営について
2016年畜産クラスター事業で、新しい牛舎を建設し、その時点で成牛300頭、育成牛200頭という目標を立てた。

自家育成による増頭の考え方
乳牛を自分で作ることが、酪農だと捉えている。それぞれの(都府)県で 乳牛を育成するということは生乳を生産するのと同じくらい大事なこと。

新たな酪農への取り組み

フリーストール牛舎を建てた経緯
アメリカに行って、4千頭、5千頭搾乳している牧場は、ほとんど乳房炎が出ていない。(なぜなら)フリーストール牛舎でもきちんと床の管理をしている。そういう思いでこの牛舎を作り上げた。

フリーストール牛舎の暑熱対策
強制的に換気して、中の空気を常に新しく入れ替えていく。この牛舎にしてからは食い止まりが全然違うし、生産量も違う。

赤松牧場・フリーストール牛舎内部
赤松牧場・堆肥舎

堆肥で繋がる耕畜連携

糞尿だからできる優れた肥料
家畜の糞尿は、すばらしい肥料と捉えている。畜産農家でも産廃と捉える人のほうが多い。私はそれは違うと思う。

堆肥がもたらす地域とのつながり
「肥料の元が赤松牧場に行くとある」という位置づけにしたら、(糞尿は)最終的には宝の山になってくる。

稲WCSを始めたキッカケ
畜産の排泄物がきちんと循環して、耕畜連携ができあがるというシステムを作っていくことが非常に大事。

受け継ぐものたちへ

後継者たちへ伝えていること
他には無いと位置付けできる良質乳を生産し、その素晴らしい原料を使って 商品を作っていくことを、これからやろうと息子たちや娘には伝えている。

ジェラートショップの経営について(長女・美智子さん)
2010年にオープン。家族がこだわって作った牛乳、その魅力をどれだけ高めて、商品にしていくかをいつも考えている。

Uターン就農について(次男・勲さん)
酪農は自分自身で作業が進められるので、サラリーマンの時よりやりがいがあると感じている。

父親について(長男・龍さん)
「やらないかん」と、実際にそれを具現化する、そのパワーは凄いと思う。そういう「進める力」というものを自分も身につけていかないといけない。

酪農経営体験発表会

全農最優秀賞を受賞した実感
マスコミ関係15社くらいからいろんな連絡があって、全農酪農経営体験発表会っていうのはそれだけの力を持っているのだなあって、後々になって強く感じた。

赤松牧場ジェラート店・ロイヤルファームアカマツ
赤松家左から長男、長女、次男