発表者インタビュー

山崎 敏さん (岩手県)発表会の様子を見る

第36回 最優秀賞 山崎 敏さん (岩手県)動画を見る
山崎牧場 空撮

山崎牧場とは

山崎牧場がある岩手県 岩泉町について
岩泉町は岩手県の沿岸北部地域にあり、本州一広い町。岩泉町は県内の酪農発祥の町。今年(2018年)で約123年。

山崎牧場の酪農経営について
私の曽祖父が大牛内地区に入植し、3.8ヘクタールの土地を開拓。そして祖父が、昭和32年(1957年)に経産牛5頭から酪農をはじめ、平成3年(1991年)に私の父が、現在の30頭のつなぎ牛舎を公社営事業で新築、その後脱サラをして本格的に酪農を開始。

規模拡大せずに出来る利益拡大

規模拡大せずに利益拡大を考えた経緯
(台風被害による住居建替えの)住宅ローンを抱えた平成19年、乳価低迷、飼料高騰がきっかけ。一番最初に行ったのは、デントコーンの作付けを止めたこと。

地域の施設活用で搾乳に専念
酪農では糞尿処理が一番の問題。堆肥センターがあるおかげで、お願いするだけで解決。経費はかかるが、堆肥を作るプロに。育成は育成牧場のプロに。私たちは搾乳のプロになれば良い。

堆肥・育成センター
搾乳作業

酪農経営の「見える化」で出来た利益拡大

「見える化」を始めた経緯
私がいない時に家族がお客さんに、今どのような餌を使っているかと聞かれ、答えられなかった 。これが最初のきっかけ。全部「見える化」して家族で共有することで、どんな仕事でも同じレベルでできる。

「見える化」は家族経営の強い味方
「見える化」で、家族全員が同じように飼養管理できるような体制を作っておけば、どんな時も対処できる。「見える化」というのは家族経営には良いのではないか。

目標の「見える化」は家族円満の秘訣
うちの牧場は 目標を掲げている。家族がいいから牛がうまくいくのか、牛がいいから家族がうまくいくのか分からないが、家族も同じ方向に進んでいるというのは、やはりこの目標の成果。

「見える化」の成果を地域に
今年は「乳質事故ゼロ」という地域としての目標を掲げ、無駄に廃棄する牛乳が減れば本当に良いと思っている。来年は地域を挙げて、数パーセントの増産という目標を掲げてやってみたいと考えている。

全農酪農経営体験発表会

発表会に参加して
苦労した時期があるのでそれを思い返すと、実感がしみじみと湧いてくる。最初はこの規模で(最優秀賞を)いただいたので、規模拡大して頑張っている皆さんには申し訳ない気持ちが本当にあった。天狗にならないように、なるべく自分では意識をしないようにしている。

見える化で家族経営
ご家族