福岡県産 あまおう
「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」
四拍子揃った自慢のイチゴ
- 産地
- 福岡県
- 収穫時期
-
11月下旬~5月

歴史
品種名は「福岡S6号」、あまおうは登録名称!
福岡県のイチゴ栽培の歴史は古く、1920年代の後半から始まったと言われています。
1983年に「とよのか」が導入されたことをきっかけとして、福岡県はイチゴの一大産地へと成長しました。
しかし、「とよのか」は着色の悪さと低温に弱いことから、収穫物の外観品質が劣るといった課題がありました。そこで福岡県農業総合試験場では、「果実の着色が良い」「寒さに強い」「大粒」「実がしっかりとしている」「糖度が高い」イチゴの開発を進め、5年の歳月をかけて育成し、2001年11月に「福岡S6号」として品種登録を申請を行い、2005年1月に登録が完了しました。
産地
福岡県のイチゴの収穫量は、全国で第2位!(2021年農林水産省調べ)
温暖な気候に恵まれた福岡県では、県内全域でイチゴの栽培が盛んとなっており、収穫量は栃木県についで全国で第2位となっています。
あまおうはビニールハウスで栽培されており、11月下旬から5月ごろまで収穫されます。
あまおうのブランド価値向上と品質保持のため、苗の販売は福岡県内の生産者のみに限定されており、福岡県内でしか栽培されず福岡県以外では生産されないイチゴです。
あまおうの魅力
糖度が高くて酸味とのバランスもよく、
粒が大きいのが特長
あまおうという名前は、県内での公募によって命名されました。「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字を合わせたもので、「甘いイチゴの王様になれるように」との意味も込められています。
あまおうはサイズが大きいのが特長で、20gを超える大粒のものが多くみられます。見た目については、丸みがあってかわいらしい形をしており、他のイチゴと比べると、やや濃い紅色をしています。
果肉はかためで果汁が多く、甘みと酸味が調和して風味の良い味わいが特長です。
あまおうは香港を中心に海外にも輸出されており、国内外で人気の高いイチゴとなっています。