長野県のオリジナル品種「秋映(あきばえ)」
「シナノスイート」「シナノゴールド」の「りんご三兄弟®」を
協議会第2弾のテーマとしました。

長野県産 りんご三兄弟
長野県の自然の恵みが育てたこだわり
のりんご
- 産地
- 長野県
- 出荷時期
-
秋映(あきばえ)9月下旬~10月下旬シナノスイート10月上旬~11月上旬シナノゴールド10月中旬~12月下旬ふじ11月~1月

歴史
長野の気候がおいしいりんごを育む
寒暖差が大きく、降水量の少ない長野県は、りんご栽培に適した土地といわれています。りんごは昼は成長し、夜は寒さから身を守るという過程を繰り返しながら成長します。寒暖差が大きいことで、実の引き締まった、糖度の高いりんごになります。
全国第2位の産地である長野県では、ふじや王林といったよく知られた品種から、長野県のオリジナル品種などさまざまな品種が栽培されています。
産地
太陽の光をたっぷり浴びて育つりんご
春から夏にかけてりんごの農家さんは、花摘み・摘果などを行います。大きく育てる実を厳選し、その実に栄養を集中させて、美味しいりんごに育てるために、何度も畑に足を運びます。大きな実に育つ秋には、実の上にかかる葉を摘み、りんごに日光を当て色づきを促す「葉摘み」を行います。次に着色していない部分を日の当たるほうへ回す「玉まわし」を行い、色ムラのない赤いりんごに仕上げます。一つ一つのりんごに手間をかけ、長野のりんごは育てられています。
りんご三兄弟とは
長野県から生まれたオリジナル品種
「りんご三兄弟」とは、9月下旬〜11月下旬にかけて最盛期を迎える、長野県生まれの3つのオリジナル品種、「秋映(あきばえ)」「シナノスイート」「シナノゴールド」のことです。
長野県のりんご農家数は、高齢化や後継者不足により減少しています。「りんご三兄弟」は、長野県内のりんご農家さんを盛り上げようと全農が商標登録したイチオシの3品種です。
生産者様の声
「りんご三兄弟®」により、りんごに付加価値がつきました!


長野県のりんごの生産量は全国2位ですが、高齢化や生産コストの上昇、温暖化による生産ロスの増加などで農家は厳しい状況下にいます。その中でも「りんご三兄弟®」の「秋映」「シナノスイート」「シナノゴールド」は食味と生産性に優れており、今後の長野県産りんごを支える三品種です。
今回、様々な企業のご協力のもとニッポンエールプロジェクトで長野県産りんご三兄弟を取り上げていただきました。これまで品種単体の商品が多かったのですが、覚えやすい「りんご三兄弟®」が大きくブランド発信されたことで付加価値がついたと思います。農家が集まる選果場で、紹介したところ非常に好評でした。
長野県には「りんご三兄弟®」があることを全国に知っていただき、食べていただくことが、農家にとっても生産の励みになります。これからも長野県から全国にいいりんごをお届けできるように手間と時間をかけて、そして想いを込めて生産に取り組みます。
JA全農長野果実専門委員会 りんご部会/
令和5年度部部会長 金箱 文夫氏
(JAながの)(写真中央)