大分県産 完熟かぼす
薄黄色になるまで木の上で熟成させたかぼす
たっぷりの果汁を含み、まろやかな酸味と
ほんのりとした甘みを含んだ味わい
- 産地
- 大分県
- 収穫時期
- 緑色のかぼす 8月~3月
露地 8月~9月
貯蔵 10月~2月
ハウス 3月~7月
完熟かぼす 10月中旬~12月
歴史
大分原産の香酸柑橘
かぼすは古くから竹田や臼杵地方の民家の庭先に薬用として植栽されていました。現在も樹齢200年前後の古木が大分県内に数本点在しています。現在は全国出荷量の9割が大分県産という、大分を代表する果実です。
通常夏に収穫される緑色のかぼすですが、木の上で完熟するまで夏の太陽に当て、秋に果皮が薄黄色になるまで熟成させたのが「完熟かぼす」です。
酸味と甘みが整った味わいが特徴です。
産地
完熟かぼすのストーリー
青々としたかぼすは8月から9月の夏の暑い時期収穫し、貯蔵を経て10月から2月に出荷します。収穫時期である夏には、生産者さんは収穫作業に追われます。
1本の木から1000粒程度実をつけるかぼすを、トゲを避けながら1つ1つ手作業で収穫するのは大変な作業。
そのため、高齢化・人材不足が進む産地では、収穫時期に間に合わなかったり、収穫されないままの圃場に残ってしまう事もあるそうです。
収穫しきれなかったものの、太陽の光を木の上でいっぱいに浴びて黄金に色づいた「完熟かぼす」はまろやかな酸味とほんのりとした甘みを含んだ特別な味わい。しかし傷みやすく、生果での流通が難しいため、ほとんどが大分県内での消費に留まっています。
産地では、「完熟かぼす」の美味しさを伝えたい想いと共に、SDGsの観点からも「完熟かぼす」を広く消費者のみなさんに伝えていこうと多くの取組みを行っています。
「ニッポンエール 大分県産完熟かぼす」は、そんな産地の想いから開発した商品です。
完熟かぼすの魅力
完熟することで生まれる新たなおいしさ
緑色のかぼすは、ほどよい酸味と豊かな香りで、素材の味わいを引き立たせる名脇役としておなじみです。
一方で完熟したかぼすは、酸度が落ち着き、糖度が増すことでまろやかな味わいに変化します。県内ではサイダーやお酒の割材、鍋の調味料として楽しまれています。
「ニッポンエール 大分県産完熟かぼす」は、県内でしか味わえなかった味わいを、果汁にして商品化することで、全国の皆様に完熟かぼすのおいしさをお届けします。