温暖な気候と豊かな日照、水はけのよい土壌に恵まれた環境のもとで栽培される
静岡県産温州みかんは、多くの人に親しまれています。
主力品種である青島温州は、皮が厚くしっかりとした果肉が特徴で、
この品種特性と優れた貯蔵技術により、春先までの長期出荷が可能です。
また、収穫時期の異なる温州みかんをリレー形式で出荷することで、
長期間にわたり高品質なみかんを供給しています。
しかし近年は、高温による品質への影響や生産者の高齢化、
人手不足、資材費の高騰などにより、生産量・栽培面積ともに減少しています。
こうした状況にある静岡県産温州みかんを応援し、
国産みかん全体の消費拡大に貢献するため、協議会第8弾のテーマとしました。
静岡県産温州みかん
静岡県産温州みかんは、ハウスみかんから極早生みかん、早生みかん、青島温州、寿太郎温州まで、収穫時期の異なる温州みかんをリレー形式で出荷しています。品種ごとの収穫時期と貯蔵技術を組み合わせることで、夏から春先まで長期間にわたり温州みかんを楽しむことができます。
- 産地
- 静岡県
- 旬
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ハウスみかん 8月上旬〜下旬
極早生みかん 9月中旬〜10月下旬
早生みかん 11月上旬〜12月中旬
青島みかん 12月中旬〜4月中旬
寿太郎みかん 2月上旬〜4月中旬
歴史
古くから続くみかん栽培
静岡県と柑橘の歴史は古く、日本の原生種である「橘」の自生地が伊豆地方にあります。静岡県のみかん栽培は室町時代にまでさかのぼり、御前崎市の「白羽こうじ」が知られています。江戸時代には徳川家康が駿府城内に小みかんを植えるなど、みかん栽培が盛んになりました。明治以降、種のない「温州みかん」の栽培が県内全域へ広がり、静岡県は全国有数のみかん産地へと発展しました。その後、「青島温州」など静岡県独自の優れた品種が発見され、豊かなみかんブランドが築かれています。
産地
みかん栽培に適した地形と気候
静岡県産温州みかんは、伊豆半島から中部地区、浜名湖周辺まで県内各地で栽培されています。温暖な気候に恵まれ、海からの照り返しによる豊富な日射量や、水はけのよい土壌など、温州みかんの栽培に適した条件がそろっています。
また、静岡県産温州みかんは、収穫時期の異なる品種をリレー出荷するとともに、貯蔵技術を活用することで長期間の出荷を実現しています。皮がしっかりして貯蔵に適した品種を収穫し、木箱に入れて温度や湿度を管理しながら貯蔵します。1~3か月ほど寝かせることで酸味が穏やかになり、甘みとコクが引き出され、春先まで出荷されています。
品種
静岡県の独自品種
・青島温州…静岡市で発見。静岡みかんの主力品種。
・寿太郎温州…沼津市で発見。やや小粒でも、糖酸のバランスがよく、とてもおいしい。
・スルガエレガント…静岡市の特産品。甘夏の仲間で酸味が少ない。
青島温州
寿太郎温州
スルガエレガント