ＪＡ全農と㈱伊藤園は、清涼飲料水「ニッポンエール 長野県産りんご三兄弟」をリニューアルしました。本商品は、伊藤園より１０月１４日（月）に発売します。

　「ニッポンエールプロジェクト」は、「日本全国４７都道府県から届けられる日本産のたべものに、そしてにっぽんに、ここからエールをおくろう」という「ニッポンエール」のコンセプトのもと、ＪＡ全農とメーカー、販売先が協力して、国産農畜産物のＰＲやキャンペーン等を展開し、商品を通じて産地を応援していこうという活動です。

　長野県内の果樹は、農家の高齢化などの理由により、生産基盤の減少に歯止めがかからない状況であり、主要品目であるリンゴも、果樹面積が過去３０年間で３０％以上も減少（※１）しています。このような情勢の中、多くの品種があるリンゴにおいて、2009年より長野県生まれのオリジナル品種「秋映」「シナノスイート」「シナノゴールド」を「りんご三兄弟®」（※２）と名付け、長野県内のリンゴ産業の活性化と生産者の経営安定を目指し育成、販売推進しています。

　今回、販売する「ニッポンエール 長野県産りんご三兄弟」は、「秋映」「シナノスイート」「シナノゴールド」の果汁を使用し、甘酸っぱい味わいと爽やかな香りが楽しめる清涼飲料水です（果汁１０％未満）（※３）長野生まれのオリジナル品種をさらに広めて長野県産のリンゴを盛り上げたいという農家の皆様の想いから2022年４月より販売を開始し、これまでに数多くの消費者の皆様や産地の皆様からご好評いただいています。本年も引き続き長野県オリジナル品種「りんご三兄弟®」のおいしさと魅力を全国にお届けすることで、生果の認知と販売拡大につなげ、リンゴ農家の皆様を応援します。

　ＪＡ全農は、今後も「ニッポンエールプロジェクト協議会」を通じて、産地応援に協力いただけるメーカーおよび販売先とともに、国産農畜産物の消費拡大や生産振興に取り組んでいきます。