プッシュプルフォークリフト安全運転講習会令和5年産長崎みかん出荷協議会運転技術の習得に向けて長崎みかん出荷計画2万2,988㌧生産資材部資材課では、JAながさき県央からの依頼に基づき、8月30日にJAながさき県央東彼杵農業倉庫において、メーカーから講師を招き、プッシュプルフォークリフト(以降PPFと表記)の安全運転講習会を開催しました。PPFは、シートパレットと呼ばれる薄いシート状の樹脂パレットを使用する特殊なフォークリフトで、主に米麦紙袋・フレコン等の倉庫保管時に使用されています。今回は、米麦倉庫内の作業等で新たにPPFを使用されるJAながさき県央の職員の方々6人にご参加いただき、講義と実習を交えた講習を行いました。内容としては、PPF各部の名称・役割および運転時のコツ・留意点、シートパレットの特性等の説明から始まり、その後、床上での積荷の上げ下ろし、エアー抜き、2段積み・段崩しといった倉庫作業時の基本操作を中心とした実習が行われました。参加者の方々は、一般的なフォークリフトとは異なる操作に戸惑われる場面もありましたが、実際に積荷の移動や積み下ろしを行われる際には、お互いに声を掛け合いながら作業をされるなど、積極的な姿勢で講習に参加いただき、運転技能の習得に励んでおられました。県JA会館で令和5年産長崎みかん出荷協議会を開催しました。生産者、JA、市場関係者、県関係機関ら40人が出席しました。令和5年産長崎みかんのJA系統出荷計画量は2万2,988㌧を見込んでいます。は「産地として正確な産地情報を市場の皆様に発信し、計画的な出荷と合わせ、積極的な販促活動を行い、高騰する生産資材価格を上回る販売を目標に努めていきたい」と挨拶しました。や園地間に関わらず着花は非常に多い表年傾向にありました。生育については、冬季が比較的暖冬で推移したこともあり発芽は前年より2〜3日程度早く、満開日は4月26日〜30日で、着花量が多かったこともあり、前年より5〜7日程度早い満開となりました。品質については、初期肥大は良かったものの、夏季以降は肥大が鈍り、やや小玉果傾向で推移しています。そのためフィガロン乳剤の散布、マルチの開閉、果皮障害対策の実施を指導し、品質向上の徹底を図園芸部果樹課は9月13日、長崎開催にあたり佐藤公彦副本部長令和5年産長崎みかんは、品種ります。 12月に迎える出荷ピークを前に、重点生産対策として①生産量の確保②シートマルチ管理の徹底③果皮強化ならびに秋芽処理④腐敗果防止対策⑤越年みかんの貯蔵管理の徹底⑥早期樹勢回復の対策を講じることを確認しました。市場や消費者から信頼される長崎みかんを計画的に出荷・販売するため、市場・生産者・JAグループが連携を図るとともに、長崎みかんの銘柄向上対策として、ポスターなどの販促資材を作成し、県統一資材を活用した販売促進に取り組みます。熱心に取り組む参加者の皆さん挨拶する佐藤公彦副本部長 6
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