秋田県では、「ＪＡの部」優秀賞にＪＡあきた白神、「担当者の部」優秀賞にＪＡ秋田やまもとの藤田浩課長が選ばれました。

ＪＡあきた白神・ＪＡ秋田やまもとでは、地区重点品目である「ねぎ」「大豆」、また「水稲」の栽培面積拡大を目指す生産者向けのセカンドカー（２台目）としての推進を行い、作業機入れ替えの手間や労力を省くことで省力化や時間短縮に寄与しました。

また、ＪＡあきた白神は、園芸メガ団地事業による新規就農者や栽培面積を拡大する法人の情報を営農部門と共有しながら推進活動を行ったことや、年配者に対しシンプルな操作でより生産資材費を抑えられる本トラクターの提案を重点的に行うなどの取り組みで、ＪＡ受注台数実績の約半数が本トラクターの受注を占めたことなどが評価されました。

ＪＡ秋田やまもとの藤田課長は、ＪＡ青年部会員にターゲットを絞って本トラクターを推進した結果、シンプルな操作と性能、低価格が評判となり、口コミによりＪＡ管内の若手生産者に浸透させたことなどが評価につながりました。

ＪＡ全農では、全国表彰を行うことにより、農機・営農担当者のモチベーション向上をはかり、また、優秀な事例を広く発信することで今後の共同購入の提案活動の参考にしてもらうことで、ＪＡの生産者への提案活動の強化をはかります。