えひめの食

紅まどんな 生産者の紹介

紅まどんな(伊予市双海町)

生産地

伊予市双海町

協力生産者

JAえひめ中央 下灘支部 支部長 福井 孝行さん

下灘の標高約400mの場所に福井さんの紅まどんなのハウスがあります。紅まどんなは加温と屋根掛けハウスで35a、キウイフルーツを露地で70a、他ハウスみかんを家族4人で栽培をしています。紅まどんなはJA全農の登録商標で、品種名は愛媛果試第28号。一定の品質基準をクリアし、系統JAから出荷されたものだけが「紅まどんな」として販売されます。ゼリーのような食感で12月の贈答時期が食べ頃の人気の柑橘です。
福井さんが紅まどんなの栽培を始めたのは約10年前、ハウスみかんの樹に紅まどんなを高継ぎしました。栽培は、玉太りや糖度に影響がでる夏場の水管理には、樹の根元に張り巡らされたパイプで点滴灌水を行い、日当たりや果実の重さで枝が折れることを防ぐために枝吊りを行い、果実への着色をよくするために、マルチシートを敷いています。ハウスは傾斜地に建てられていますが、そのことで水はけがよくなり、品質のよい紅まどんなができるそうです。
出荷前には必ず食べて味を確かめると福井さん。今年は摘果不足で小玉傾向だけれど、品質のよい紅まどんなができたそうです。これからも家族で協力し合い、高品質な紅まどんなを作って、全国の皆さんにおいしい!と言って食べてもらいたいと話してくださいました。

2018年11月16日放送

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