えひめの食

いちご 生産者の紹介

いちご(東温市)

生産地

東温市

協力生産者

高市 睦美さん

高市さんは、東温市重信町で「紅ほっぺ」という品種のいちごを栽培しています。「紅ほっぺ」は、甘~い香りが特長の「章姫」と、酸味と甘みのバランスが良く濃厚な「幸の香」を交配して作られた品種です。真っ赤で大粒なその姿と、いちご本来の純粋な美味しさと香りで人気です。

もともと兼業農家だった高市さんは、定年後本格的にいちご作りを始め、7年前から「紅ほっぺ」を栽培。現在この広いハウスで1万株以上の「紅ほっぺ」を育てています。
ハウス内は美味しいいちごができるようにしっかり温度管理されていて、10℃以下になると自動で暖房が入り、暑いときには換気扇が回って栽培に適した温度に保たれています。「丸ごと口に入れるものやから衛生面には気を配っている」とおっしゃる高市さんのハウスは、ごみひとつなくとてもきれいに整備されていました。
高市さんに苦労する点を尋ねると、果実が若いうちに品質の悪いものを取り除く摘果作業が大変とのこと。摘果することで、残った果実に養分が行きわたり、甘くて大玉のいちごができるそうです。

11月から始まった収穫作業は6月いっぱいまで続きます。いちごは鮮度が大事なので、収穫したいちごは予冷庫で管理し、鮮度を保ち出荷しています。
いちごには、ビタミンCが含まれているので、運動量の多い人、タバコを吸う人は特にビタミンCを消耗しやすいため、積極的に摂取しましょう。

2011年1月14日放送

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