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2016年5月25日

今年で8年目 いばらきコープと「おむすびレンジャー」第1回田植え編開催!

 全農茨城県本部では、いばらきコープと共催で、いばらきコープ組合員のご家族を対象に、「おむすびレンジャー」という体験学習会を行っています。
 この催しは、次世代を担う子ども達が、バケツ稲を育て収穫して、おむすびにして食べるという「生産から消費までの過程」を体験し、米や稲作文化、農業の持つ多面的な機能に関する理解を深めてもらうことを目的としており、今年で8年目を迎えます。

 5月22日(日)に、全3回のうちの第1回目の体験学習会を行い、当日は、12家族35名にご参加頂きました。
 当日朝、子どもたちは、大きなバケツを抱えながら、元気よく会場にやってきました。参加者の中には3年連続で取り組むご家族もいらっしゃいました。すでにバケツ稲づくりの工程を十分理解し、「早く土をこねたい!」と笑顔で話してくれました。

土の山

初めて参加する子どもたちは目の前の土の山に興味津々!

 全員揃い、いよいよ「おむすびレンジャー」の始まりです!この日は開校式とバケツ稲づくりを行いました。

 開校式では、校長を務める全農茨城県本部 田上実副本部長が、参加者に挨拶をしました。田上副本部長は、「現在若者の米離れが深刻ですが、お米を食べて体を育てるということがとても大切です。 今回おむすびレンジャーとして、草・虫・病気といった敵から稲を守り、無事秋に米を収穫することで、米づくりの楽しさ、大変さ、米のおいしさをしっかり学び、お米の魅力を感じてください。」と、この取組みへの思いを参加者に伝えました。
 また、いばらきコープ 鶴長義二代表理事専務理事は、「土を触ることを通じて、土の柔らかさやあたたかさを味わってほしい。」と子どもたちに語りました。

 開校式ののち、バケツ稲づくりを行いました。子どもたちは、土と水を混ぜ、バケツの中に田んぼをつくる作業に大奮闘!ご両親やいばらきコープの職員、当県本部職員に、こね具合をチェックしてもらいながら、ていねいに、力いっぱい土をこねました。

家族 土をすくう

              みんなで協力して土を混ぜ合わせ・・・                    バケツに土を詰めていきます!

こねる 肥料

              手を泥で真っ黒にしながらこねる!                    稲の元気の素、肥料も忘れずにいれます

 ここまでの工程を終えて、いよいよ稲苗を植え付けます。先ほどまでは力を必要とする作業でしたが、今度は繊細な作業です。稲苗を折らないように、慎重に作業し、全員笑顔で、無事バケツ稲の完成です。 「おむすびレンジャー」の任務がスタートしました!

田植完了 ばんざい

 次回は夏に中間点検会を行います。それぞれの稲の成長具合を確認し、収穫に向けてどのようなことに注意すべきなのかを考えていきます。そのときまで全員の苗がすくすくと育ちますように!

集合写真

 なお、この日の「おむすびレンジャー」終了後、私たちもバケツ稲をつくりました。全農茨城県本部は、生育の様子を今年も『バケツ稲観察日記』でお伝えしていきます!





当日の様子をご覧いただけます(YouTube)