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2017年9月14日
管理部 総合企画課


県産品の輸出に向けタイ企業と商談
「常陸大黒」など県産品の魅力を売り込みました


8月31日、いばらき農林水産物等輸出促進協議会と日本貿易振興機構(ジェトロ)茨城情報貿易センターが主催する「タイ食品輸出商談会」が水戸市内で開かれ、JA全農いばらきは、ベニバナインゲン(花豆)「常陸大黒」などの輸出に向けて現地企業と商談しました。

商談会は、タイ・バンコク市内を中心に食品の卸業を行う「Komatsu Suisan(Thailand)Co.,Ltd.」を招き行いました。同社は、茨城ならではの食材を中心に関心を持ち、県のオリジナル品種である「常陸大黒」に大きな関心を寄せ、今回の商談が実施されました。
常陸大黒は、茨城県北部の中山間地域でのみ栽培されている花豆唯一の黒一色品種で、光沢のある大きな粒が特徴。JA全農いばらきでは、これまで県内の菓子メーカーなどを中心に販売を進めてきましたが、新たな販路拡大に向け、海外バイヤーに向けても積極的にPRし、また常陸大黒の甘納豆や甘煮など自ら加工品の開発にも取り組んでいます。

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常陸大黒甘煮の特徴を説明する担当者

このほか、JA茨城むつみの「さしま茶」をJA部会役員とJA担当者とともに売り込みました。本商品は、5月末より6月初旬にかけタイ・バンコクにて開かれた、タイ最大の総合見本市「THAIFEX2017」にJA全農いばらきとして初出展した際に出品したもので、継続的に輸出に向け売り込んでいます。 またJA常陸「米発酵アイス」も売り込み、製造しているJA常陸さとみ加工所を同社が視察しました。

JA全農いばらきは生産者の所得増大に向けて、今後も継続的に海外企業へ地元農畜産物の魅力を伝え、世界各国へ商品を届けられるよう取り組んでいきます。