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2017年11月20日
管理部 総合企画課


生産から消費までの過程を体験 「おむすびレンジャー収穫編」


JA全農いばらきといばらきコープは9月24日、バケツ稲を育てる「『田んぼのがっこう』2017年度おむすびレンジャー 収穫祭」を開催しました。
この取り組みは、バケツ稲作りを通して稲が成長する過程を観察することで、子どもたちに農産物を作る喜びや食べる事の楽しさ、大切さを体験してもらうことを目的に開催しています。
「田植え」「中間点検」「収穫祭」の全3回の催しのうちの最終で、いばらきコープの組合員11家族34名にご参加いただきました。

今回は、各家族が収穫した稲を持ちより、牛乳パックや空きビン、すりこぎなどの身近な道具を使い、脱穀・籾摺り・精米までの過程を体験し、約1時間をかけ、親子で一所懸命に各作業に取り組みました。 作業を終えた子どもは、「自分で育て精米したお米を食べるのが楽しみ。」と話し、また保護者は「稲の栽培や精米作業について、これほど手間がかかるとは思わなかったので勉強になりました。」と語りました。

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    牛乳パックを使い脱穀します      野球ボールとすり鉢を使い籾摺りを進めます

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すりこぎとビンで精米作業

精米作業ののち、新米でつくったおむすびと豚汁などを味わいながら植え付けから収穫までの感想を語り合いました。 水の管理や、鳥やカメムシなどから米を守ることの大変さを実感しながらも、多くの子どもたちが「楽しかったのでまた来年も挑戦したい。」と話しました。
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  お父さんが見守る中、にぎります      自分でにぎったおむすびをパクリ!

JA全農いばらき綿引誠管理部長は、「米づくりには88の手間がかかると言われるが、参加者一人ひとりがその苦労を感じられたのが良かったです。来年は10年目の開催となるのでさらに内容を充実させ、多くの消費者に農業に親しんでもらうよう努めます。」と話しました。
今後もJA全農いばらきはいばらきコープとともに、農業や地元農畜産物への理解を深めていただける取り組みを進めてまいります。
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収穫した稲とともに笑顔の参加者の皆さん