よくあるお問い合わせ

農薬に関するお問い合わせ

Q1.作物に散布された農薬はどうなるのですか?
収穫するまでに、農薬は風や雨などで作物から落とされたり、紫外線によって分解されたりします。作物自身の力でも農薬は分解され、分解されることによって毒性は失われます。
また、収穫後、みなさまの手に届く間でも農薬は分解されます。調理するときに水で洗ったり、煮たり、焼いたりすることによっても、農薬が流されたり分解したりします。
Q2.残留農薬がとても心配なのですが。

農薬を製造・販売するためには農林水産省の登録を取ることが必要です。
登録のためにはさまざまな毒性試験が行われますが、その一つに残留作物試験があります。この試験をもとに、厚生労働省が、「この基準以下であれば一生その作物を食べ続けても安全であるという量」を「作物ごと」に「残留基準」として定めています。
また、収穫物に残留する農薬が農薬基準を下回るように「農薬を水で希釈するときの倍数」、「収穫の前何日まで使っていいか」などの基準が定められています。
ということで、これらを正しく守って栽培していれば、残留農薬の心配はまずないと考えられます。また、市場に出回る農産物については、地方自治体の食品衛生監視員が抜き取り検査を行ない、残留基準が守られているか厳しいチェックをしています。

日本は、高温多湿で病害虫が発生しやすい環境にあり、限られた耕作地と労働力の中で安定的に作物を収穫するために、現在では農薬が防除の中心になっています。
農薬を使わずに作物を栽培したたらどうなるのか・・・JA全農営農・技術センターでは、この実験をしてみました。実に、農薬を使用した畑と比べて、収穫量は約60%、出荷できるものになると約48%と大幅に低下する結果となりました。

*データは1993年JA全農営農・技術センター試験結果による