食育授業を行ないました~お米ができるまで~『田植えの準備』編
2017年06月14日
管理部 企画管理課
管理部
JA全農ながさきは、長崎市内の聖マリア学院小学校で稲作の食育授業を行ないました。
この活動は、NCC長崎文化放送と共催している「おかあさんの詩コンクール」第22回大会の学校賞受賞をきっかけに、本会の食育活動の一環として今回取り組んだものであり、聖マリア学院小学校(中村 洋校長)の年間行事である田植えの過程で栽培指導などを行なっていきます。
田植えの準備・消毒・種まき
6月1日に、4年生19名が高温耐暑性の「ながさきにこまる」の種籾で、田植えの準備である消毒・催芽を行ないました。JA全農ながさきの大坪部長が講師となり、児童らに良い籾・悪い籾の選別をする塩水選、温湯消毒などの方法を説明しながら体験し、各自観察ノートを作成しました。
※塩水選・・・塩水の比重により、中身の充実した重い種子を選別する方法
温湯消毒・・病害虫を駆除するため、種籾を60℃のお湯に10分漬ける消毒方法
※塩水選・・・塩水の比重により、中身の充実した重い種子を選別する方法
温湯消毒・・病害虫を駆除するため、種籾を60℃のお湯に10分漬ける消毒方法
また、5日には催芽させた籾の種まきを体験し、大坪部長からの「なぜ苗を作るのか?田んぼに種まきしたらどうなる?」などの質問に、児童らは色々な考えを発表しました。
種まきをした児童は「土を入れるところが楽しかった!」などの感想を述べ、次の工程を楽しみにしていました。
今後、田植え・稲刈りなど一年を通して米の生育の仕方、農作業の体験を指導しながら、食・農の大切さを伝えていきます。
次は苗の成長の様子や田植えまでの最終準備などを紹介予定です。