お知らせ

食育授業を行いました~お米ができるまで~『稲刈り』編

2017年10月26日
管理部 企画管理課
管理部

JA全農ながさきは、長崎市内の聖マリア学院小学校で稲作の食育授業を行ないました。

この活動は、NCC長崎文化放送と共催している「おかあさんの詩コンクール」第22回大会の学校賞受賞をきっかけに、本会の食育活動の一環として今回取り組んだものであり、聖マリア学院小学校(中村 洋校長)の年間行事である田植えの過程で栽培指導などを行なっていきます。

今回は稲刈りの様子です。

9月12日田んぼの様子の内容を表示
9月12日田んぼの様子
鳥獣から稲を守るため、9月にかかしと防鳥ネットを設置し、稲の成長を見守りました。
9月末頃の大雨により、倒伏しかけた稲もありましたが、無事実り、いよいよ稲刈りです。
稲刈りの説明を聞く児童たちの内容を表示
稲刈りの説明を聞く児童たち

10月13日、全校児童による稲刈りを行いました。
JA全農ながさきの大坪部長が、のこがまを使う時の注意点などを話し、各学年数班ずつ交替で、刈取りを行いました。

ここにきて天候が悪い日が続き、足元の状態が悪い中、児童たちは楽しそうに稲刈りを行い、高学年の児童は慣れた様子で、手際よく刈り取っていきました。一年生は少し緊張している様子で、先生方と一緒に初めての稲刈りを体験しました。

刈り取った稲は、数束ずつまとめ、掛け干しします。

昨年のワラを利用し、『いいじ』と呼ばれる稲ワラを束ねる縄も自分たちで作りました。皆、教わりながら器用に綯っていきます。

(右写真:いいじを綯う(なう)様子)

稲刈りを終えた4年生の児童は、「今日は楽しかった」、「無事稲刈りができてよかった」や、今後の楽しみは「おにぎりにして食べること」、「お米がたくさんできて欲しい」などと感想を述べました。

今後は、掛け干しした稲の乾燥を待って、脱穀・精米し、待ちに待った白いお米になるまで作業が続きます。