石油事業

石油事業について

 石油製品は、交通・運搬手段である自動車やストーブなどの暖房器具だけではなく、トラクターやコンバインといった農業機械、ハウス栽培などの施設園芸で温度を調整する加温機などに用いられており、生産者の暮らしと営農を支えています。
 JA全農は、安定的に石油製品を供給できるよう、国内外の業者から仕入れ、全農グループが所有する全国の石油基地からJAの給油所などへ配送を行っています。
 また、JAに対して給油所を運営するノウハウの提供や給油所・配送拠点の最適配置の提案を通じて、ライフラインを含むエリア全体の燃料供給維持に取り組んでいます。

石油製品の取扱数量推移

単位:千KL         

石油製品の取扱数量推移表

 石油製品の国内需要は、燃費向上や省エネ志向により減少傾向にあります。本会におきましても、内需と同様に取扱数量が減少傾向であることに加え、平成26年度は消費税率増税の影響により特に少なくなっていますが、過去5年間のシェアはほぼ横ばいとなっています。

主要な石油製品の種類

ガソリン
自動車用の燃料として使われるのが主ですが、農業関連では刈払い機の燃料となる混合油の原料として使われています。

灯油
ストーブ等の民生用燃料・鉱工業生産が主ですが、農業関連では米麦の乾燥や寒冷地での加温機の燃料として使われています。

軽油
自動車用の燃料として使われるのが主ですが、農業関連ではトラクター等の燃料として使われています。

A重油
鉱工業生産、船舶の燃料、農業用途では加温機の燃料、茶の乾燥等に使われています。

潤滑油
自動車・トラクター・コンバインといった機械の部品が円滑に動くよう使われています。

石油製品の流通

JA全農のシェア率
主要石油製品(揮発油・灯油・軽油・A重油)は、約1億1千5百万KL(平成28年度)の需要があります。
JA全農は国内有数の石油流通業者です。

油種 JA全農の国内需要に対するシェア(%)
ガソリン 6.3%
灯油 8.1%
軽油 3.7%
A重油 5.1%
小計 5.7%

石油製品の流通イメージ

石油製品の流通イメージ図

(参考)石油に関する税金
石油製品の価格には、次のとおりの税金が含まれています。(平成28年度)

名称 税額(円 /L)
原油 石油石炭税2.8(地球温暖化対策特例0.76含む)
ガソリン 揮発油税48.6、地方揮発油税5.2
軽油 軽油引取税32.1

石油事業の目標

  1. 生活や営農に必要な石油製品の良質・安定的な供給
    • 石油基地の保有・運営、大型ローリーの傭車、専用船の傭船による機動性を発揮して、国内外の取引先から仕入を行うことで購買力強化・安定供給に取り組みます。
    • 揮発油等の品質確保等に関する法律に基づく検査を実施し、良質な石油製品の供給を継続します。
    • JAでの投資・運営が困難な場合、組合員などの利便性確保のため、SS運営・経営の受託を実施します。
  2. 事業コストの削減
    • 事業体制の合理化・効率化や物流コストの削減をすすめます。
    • 中山間地域のライフライン維持として、コンパクトセルフSSの設置支援や低コスト運営手法の研究をすすめます。
  3. JA石油事業収支改善支援
    • SSや配送拠点の最適配置を提案します。
    • JA-SSブランドの周知をはかり、集客力を高めます。
JA-SS
JAやJAグループ各社が運営している
Service Station(サービス ステーション)。
お客様目線での店づくり・接遇を徹底し、組合員を
はじめとしたお客様から信頼されるSSづくりを
すすめています。      
コンパクトセルフSS
最低限必要なものだけを設置した省スペース設計や
限定した油種の取り扱いにより設置・運営コストを
抑えたセルフSS。

あなたの街のJA-SSについての詳しい情報についてはJA-SSホームページをご覧ください。

グリーンガソリン

イネを原料としたバイオエタノールを製造し、そのバイオエタノールとガソリンを混合した「グリーンガソリン(愛称)」という環境にやさしいガソリンを供給しています。