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2016年12月06日

全国農業協同組合連合会(JA全農)

過酢酸製剤(PAA)の輸入・販売会社の設立・出資について~国産農畜産物の付加価値向上、輸出拡大等に貢献~

JA全農は、平成29年1月、エンビロテックケミカルサービス社(米国カリフォルニア州)、ならびに小津産業株式会社(東証1部上場、東京都中央区)とともに過酢酸製剤(PAA)の輸入・販売事業を行う新会社を設立することで基本合意いたしました。

過酢酸製剤(peracetic acid以下PAA)は、有機物に対して高い殺菌能力を示すことに加えて、残留性がないなど安全性の高い殺菌剤です。米国では2004年以降、次亜塩素酸ナトリウムに換わる殺菌剤として、食肉・食鳥処理場を中心にPAAが急速に普及し、さらに野菜、果実の鮮度保持などの用途にも拡大しています。

わが国では飲料用ペットボトルや内視鏡・透析機など医療機器の殺菌用途、あるいは家畜や実験動物用飼育舎のくん蒸殺菌剤(取扱いに注意を要するホルマリン代替用途)として使用されてきましたが、厚生労働省は平成25年4月に食肉・食鳥、野菜、果実の表面殺菌用として審査を開始し、平成28年10月6日に食品添加物として認可しました。

JA全農は、上記2社とともに日本におけるPAAの事業化を検討し、食肉・食鳥ならびに野菜、果実の各品目に対する殺菌・鮮度保持効果を発揮するための最適濃度や使用方法などを両社と共に検証し、殺菌効果の有効性を確認しました。

今般、厚生労働省による認可を機に、国産農畜産物の鮮度・品質保持、安全性の強化などの付加価値向上や輸出拡大による農家手取りの増加、畜産現場の衛生・生産性向上等に貢献できる製剤と判断し、新会社を設立してPAAの普及・拡大を目指します。

設立する新会社の概要

名 称 :エンビロテックジャパン株式会社
所在地 :東京都中央区
設立時期:平成29年1月(予定)
資本金 :1億円
出資比率
(1)エンビロテックケミカルサービス社  45%
(2)小津産業株式会社          45%
(3)JA全農              10%
事業内容:PAAの輸入・販売および付帯事業(関連機器の販売など)

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