
検査は有機農産物検査員(JOIA 日本オーガニック検査員)の有資格者が実際に現地に赴き、全農安心システム独自の視点で確認を行います。検査員は産地・加工場の担当者から話を聞いたり、資料確認を行い、報告書を審査機関(リーファース)に提出します。
審査機関では、その報告書をもとに再度点検を行います。こうして、外部担当者により2段階ものチェックが行われ、そこで認められたものを全農が認証し、認証書を発行します。
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検査・審査でチェックされる項目 |
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生産基準があり、生産者に徹底され、実施できる体制があるか(生産体制の確認) |
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生産工程や集出荷の記録が記帳されているか(記帳状況の確認) |
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各工程の責任者が明確で、危機管理や内部監査の体制があるか(チェック体制の確認) |
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安心システム商品と他の商品がきちんと区分管理されているか(区分管理の確認) |
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これら一連の情報が保管され、追跡することができるか(情報管理体制の確認) |
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全農安心システムにおいて特に重要な管理事項は@基準の遵守、A記録の記帳、B区分管理の3点です。これらの事項は有機農畜産物の管理にも共通する内容です。そのため、安心システムの検査は有機農畜産物の検査員に全農安心システム独自の視点で検査を依頼しています。 |
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