イベント情報

作る
  1. TOP>
  2. 作る>
  3. イベント情報>
  4. イベント情報記事

イベント情報

2015年10月13日

エアコン付農機・保冷庫の簡易点検が義務化 「フロン排出抑制法」

環境破壊の要因ともいわれるフロンガスですが、私たちの身の回りには非常に多くのフロンガスが使用されています。今年の夏もお世話になったエアコン、冷蔵庫、冷凍庫…これらの多くにはフロンガス(代替フロン)が冷媒として使用されています。

このフロン類が正しく製造・使用・廃棄されるよう、平成27年4月1日より「フロン排出抑制法」が施行になりました。

フロン排出抑制法

画像クリックで拡大します(PDF)

フロン排出抑制法の施行により、フロン類を使用している業務用エアコン・業務用冷蔵冷凍庫の所有者には「点検」「記録の保全」が義務付けられました。

農業機械の場合、対象となるのは「エアコン付農機」と「保冷庫」です。フロンは勿論、代替フロン使用機械も対象です。また、法律施行前の機械も対象になります。
これらの機械は3か月に1回以上、簡易点検を行わなくてはなりません。

≪簡易点検≫
簡易点検の実施にあたって、資格は必要ありません。チェック項目は「温度がきちんと下がるか」、「異常な振動や音がしないか」、「冷却ユニットの油漏れなどがないか」、「機械の破損や腐食がないか」、などです。
点検記録の様式に定められたものはないので、メーカーのホームページで配布している点検表サンプルを利用すると便利です。

≪記録の保全≫
点検の結果は、機械を廃棄または譲渡するまで保管してください。機械を譲渡する場合はこれらの点検表も添付して譲渡してください。
点検だけでなく、修繕やフロン類充填の記録も保全してください。

フロン排出抑制法について、詳しくは環境省HPを参照してください。

≪点検≫≪記録の保全≫は機械の所有者・使用者の義務です。
簡易点検を継続実施することで、フロン類漏出の早期発見が可能です。環境保全のため、簡易点検の実施をお願いいたします。