ご存じでしたか？
業務でフォークリフト作業を行うためには、運転技能講習を受けないといけません。
フォークリフトは非常に便利なうえに、慣れると誰でも手軽に運転ができるため、意外と事故が多いのです…そんなわけで、全農いばらきでは県内ＪＡ職員向けに、定期的にフォークリフト運転技能講習会を開催しています。

すでに大型特殊免許等を持っている方用に１１時間コースと、それ以外の方用に３１時間コースを設けました。農機総合センターに特設コースを設置し、「公益財団法人　建設荷役車輛安全技術協会」から先生に来ていただいて講習会スタートです。

初日は両コースとも学科講習です。朝からリフトの構造や取扱いについて、力学、関係法令をみっちりと勉強しました。夕方には学科試験が実施されます！当日試験なので、一夜漬けなどもできません。皆さん真剣に勉強していました。

翌日からフォークリフトの実技講習です。乗車前の安全確認、乗車する時の安全な手足の掛け方から講習を受けます。荷役作業も確実＆安全に行うよう指導を受けます。これがなかなか難しいのです。

そして講習の最後には実技試験が待ち構えています。本番（実技試験）では、「確実」「安全」そこに「迅速」が上乗せされます…タイムオーバーすると失格、減点を重ねると失格、走行しながらリフトの爪を動かすと即失格です。私も１１時間コースを受講しましたが、タイムが結構ギリギリな感じでした…

機械は業務を行う上でなくてはならないものです。しかし、使用方法を誤ると大変な事故につながります。機械を使用する際には、自分の身の安全は当然ですが、一緒に働く周囲の人たちの安全をも第一に考え、慎重な作業が求められます。

ＪＡ全農いばらきでは安全安心な業務遂行のために、今後もこのような技術講習会を開催していきます。
（講習会はＪＡ職員が対象となります）