生産者紹介 ― 09

福田 卓己さん

【生産品目】 「3-R」循環野菜(小松菜)

地元の畜産たい肥を使用し、小松菜の栽培に取り組まれています。

Profile

「福田農園」の代表を務める福田さんは、広島市安佐北区白木町にある13棟のハウス約42aで、年間を通じて小松菜を生産されています。

福田 卓己さん

福田農園

福田 卓己さん

福田さんが代表を務める「福田農園」は、JA広島市管内の広島市安佐北区白木町にあります。白木町は広島市の北部に位置し、白木山の麓(ふもと)にある豊かな自然が特徴です。

福田さんに白木町の特徴についてお聞きすると、「夏は暑いですが夜になると気温が下がるため野菜が栽培しやすい環境です」と話してくださいました。

そんな自然豊かな場所で循環野菜「小松菜」を生産されています。

野菜作りを始めて、約20年目

福田さんは就農された20年前から、地元の畜産農家さんの元で作られた畜産たい肥を使い続けています。

畜産たい肥の重要性について聞きました。 「畜産たい肥を撒くことは体力的にはハードですが、野菜を生産しやすい畑になります。それを積み重ねることで畑の財産となり、揃いも良く、軸太りが良い野菜ができます。畜産たい肥を使わなければ良い野菜はできません。」

地元の資源(畜産たい肥)を有効活用し、地域内で資源循環型の農業を実現されています。

野菜作りで大切なのは土づくり

福田さんに今後の目標をお聞きしました。 「畜産たい肥も循環野菜も地域で消費することが一番。地域内で消費することで、輸送コストも抑えることができ、更に環境に優しい取り組みになります。当たり前にやってきた耕畜連携の取り組みを地域の人にも広げていきたいです」と語ってくださいました。

3ーRの取り組みは地域の資源を守る 「環境保全」に寄与するのはもちろん、地域のものを地域で消費する「地産地消」にもつながる取り組みとなっています。

循環野菜のおすすめの食べ方

最後に「畜産たい肥を使ってつくった野菜は香りや色合いもよく、美味しくいただけると思います。食べていただければわかっていただけるので、是非一度食べてみてください!」とメッセージをいただきました。

良い商品を消費者の皆さんに届けるためには、苦労をいとわない福田さんの小松菜をぜひ召し上がってみてくださいね。

「ええじゃん尾道」(尾道市東尾道)に出荷

福田さんから
消費者の方へのメッセージ

小松菜は生で食べても美味しいです!
ぜひ一度食べてみてください。

消費者の方へのメッセージ

循環野菜

広島県産の畜産たい肥で育った、広島生まれ広島育ちの “循環野菜”。 土壌診断等により、余剰の施肥を控えるなど、環境への付加を低減する施肥体系に基づき栽培されています。

循環野菜
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