ＪＡ全農　九州生活事業所　長崎推進課は、７月１１日にチョーコー醤油大村工場で、２０１８年度塩きり麹みそ講習会及び商品研修会を開きました。この講習会は１２月に行われる塩きり麹みそコンクールに向けて、技術向上を目的に行われ、県内ＪＡの生活指導員等３５人が参加しました。前年のコンクール出品数は２１４点で、年々増加しており、今年も積極的な取り組みを期待しています。

参加者は、製造メーカーであるチョーコー醤油株式会社の指導の下、塩きり麹をほぐし、つぶした煮大豆を加え、よく混ぜながら丁寧にみそを仕込みました。始めてみそ作りをした参加者は、「楽しかった。出来上がりが楽しみ。」と感想を語りました。

長崎推進課の担当者は「みその消費が年々減ってきている中、女性部の特に若い人たちに、この大切な文化を伝えてほしい。実際に作ってみると、無添加の手作りなので安全・安心で、食べる楽しみが生まれる。自分が作った味噌が一番おいしいと思うので、手作りをすることで消費拡大につながってほしい。」と述べました。

午後からは、エーコープマーク品の商品研修会が行われ、「しおふき昆布」の他社商品との見た目の違いや食べ比べをし、塩分控えめで肉厚だという感想などが出ました。その他にも２社のメーカー担当者が説明を行い、商品の良さをＰＲしました。