お知らせ

食育授業を行いました。~『脱穀』篇

2018年11月28日
管理部 企画管理課
管理部
農産部

JA全農ながさきは、長崎市内の聖マリア学院小学校で、食育授業を行っています。この活動は、NCC長崎文化放送と共催している「おかあさんの詩コンクール」第22回大会の学校賞受賞をきっかけに、本会の食育活動の一環として取り組んでおり、昨年度の稲作活動に引き続き、今年度はじゃがいもとにんじんの栽培指導などを行っています。

前回に引き続き、稲作活動での脱穀作業の様子をご紹介します。

脱穀

稲刈りから2週間以上経ち、稲も十分に乾燥したため、10月15日、高学年児童を中心に脱穀作業を行いました。低学年児童は見学しながら、お米についての勉強です。
脱穀は、昔使われていた農具の、足踏み式脱穀機と唐箕(とうみ)を使用しました。

動き出しを苦戦しながらも、昨年度も体験した児童たちは、タイミングを計りながら、足踏み式脱穀機を上手に使いこなしました。
また、江戸時代に使われていたとされる、竹で作ったこき箸での脱穀も昨年度から好評で、皆楽しんで作業していました。

(上写真:こき箸での脱穀作業の様子)

次は唐箕を使った選別作業です。唐箕は風の力で、実が入った籾、中身の入っていない軽い殻やワラを選別します。脱穀機や唐箕など、昔ながらの珍しい農具にみんな興味深々です。

足踏み式脱穀機を使った脱穀の様子の内容を表示
足踏み式脱穀機を使った脱穀の様子
唐箕を使った選別の様子の内容を表示
唐箕を使った選別の様子

このあとは機械により精米し、美味しいお米になっているか楽しみです。