お知らせ

第29回「長崎和牛」系統枝肉共励会を開催しました

2023年08月01日
畜産部 畜産課
畜産部

JA全農ながさきは、715()に、佐世保食肉センター()で第29回「長崎和牛」系統枝肉共励会を開催しました。

この共励会は、系統繁殖農家と系統肥育農家が一体となって、飼養管理技術を高める研鑚の場として、また長崎和牛ブランドの定着と肉牛生産農家の経営安定を図ることを目的として毎年開催しています。

主催者を代表して、JA全農ながさきの山川会長が「国内外の社会・経済の激しい環境の変化の中ではありますが、今後、さらに、県・JA全農ミートフーズ等のご協力を頂きながら、『長崎和牛』ブランドの定着に取り組みます。」と挨拶しました。

今年は、県下各JAの長崎和牛生産者が99頭を出品し、褒賞対象の10点は「ロース芯面積80平方㌢以上」という高い目標を掲げ、競い合いました。
今年は、出品された黒毛和種99頭の内、厳正な審査の結果、JA長崎せいひの岳下肇氏の出品牛が「グランドチャンピオン賞」に輝きました。
枝肉内容は、格付A5、BMSNo.は最高位のNo.12、枝肉重量616.0㎏で、枝肉単価は7,030円/kgという高値で取引されました。
 また、出品牛99頭の全体の成績は、平均枝肉重量が532.6㎏、枝肉格付の最高位となる5等級が92頭、4等級が7頭というハイレベルな結果となり、系統繁殖農家と系統肥育農家の飼養管理技術の向上が伺えます。

販売については、平均単価2,825円(税別)で、出品された枝肉全頭が県内外の取引先に活発に購買されました。

山川会長挨拶の内容を表示
山川会長挨拶
受賞された生産者のみなさんの内容を表示
受賞された生産者のみなさん
グランドチャンピオン賞受賞枝肉の内容を表示
グランドチャンピオン賞受賞枝肉
セリ終了後、購買者の方と岳下肇氏の内容を表示
セリ終了後、購買者の方と岳下肇氏